歯周病について
歯周病は通常痛みなどのはっきりとした自覚症状が少なく、見逃されがちな病気です。
しかし、ある一定のレベルを越えて進行してしまった歯周病は残念ながら治療が困難となる場合もあります。
歯周病を早期に発見し、出きるだけ早期に治療する事が、歯周病治療の効果を高め、歯を温存する可能性を高めます。
まずは痛みなどの自覚症状がなくとも、“歯周病の検査”を受けて頂き、現在の状態を確認することをお勧めいたします。
治療後は・・・
歯周病は再発傾向のある病気です。健康な状態を維持するためには、日々の歯ブラシと歯石除去等の専門的なクリーニングはかかせません。
長期的に治療効果を継続させるためにも、定期的な検診を受け、メンテナンス(SPT)を行っていきましょう。
SPT(Surpportive Periodontal Therapy)
SPTとは、歯周病治療後の再発防止、健康維持ための、予防処置です。
歯周病のリスクが中程度から高いレベルの患者さんが対象になります。
治療期間は、年に数回おいでいただき、検診とメインテナンス処置(PMTC、歯石除去等)、ブラッシング指導、フッ素塗布等を
行ないます。
歯周病は、症状が出にくい病気で、腫れる、ぐらぐらする等の症状が出たときには取り返しがつかないところまで進行していることがあります。
日ごろのセルフケアも大切ですが、専門家によるメインテナンスも大切な予防です。