インプラントとは、歯を失ってしまった場所に人口的な歯の根っこ(人口歯根)を埋め込み、 その上に独立した1本の人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。
人口歯根には強度、耐腐食性、加工性いずれも非常に優れた金属・チタンを用います。 チタンは人体に拒否反応を起こすことなく骨とチタンが半永久的に結合するということが証明されており、この現象は「オッセオインテグレーション」と名付けられています。
1950年代から欧米先進国の大学病院が積極的にこのインプラント治療を研究し、取り入れ、 わが国でもここ10年ほど前からインプラント治療が普及し、 ここ2~3年は目覚しいほど患者さまに認知されてきているようです。
インプラント治療を行うと、固定式であるためガタついたりせず、自分の歯のように噛めるようになります。
また、ブリッジや部分入れ歯と違い、独立した1本の歯であるため、他の歯に負担をかけることなく、
再生不可能な永久歯に近い状態が手に入ります。
そのため“第二の永久歯”とも呼ばれます。
他の治療方法との比較
入れ歯 | ブリッジ | インプラント | |
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メリット |
・歯がなくても、入れることが できる ・治療費が比較的安い |
・固定式なので、違和感がない。 ・治療期間が短い。 |
・自分の歯のように噛むことができる。 ・周りの歯を削らずに入れることが可能 |
デメリット | ・固定式ではないため 出し入れが煩わしい。 ・周りの歯にバネをかけるため、他の歯に負担がかかる。 ・バネが目立つ。 |
・周りの健康な歯を削らなければならない。 ・支えている歯に負担がかかることがある。 |
・治療期間が長い。 (3ヶ月以上) ・保険がきかない。 ・骨の状態や、体の健康状態によっては行えないことがある。 |